人はダメな理由から考える
こんにちは。すばるです
今日はタイトルにもある通り『とりあえずやってみる』の重要性についてお話したいと思います
で、副題にもある通り、人間というのはダメな理由・やらない理由から考える生き物なんです
具体的な例
僕の経験談を例に出しますね
僕が所属しているコミュニティの方が、動画編集出来る人材を探していました
その方が発注したい動画編集というのはプロに任せるような内容では無く、撮影した動画を何分以内に纏める、という簡単な作業内容でした。ですので【素人に毛が生えた程の編集力のある、信頼出来る人物】を探していたのです
丁度僕の友人にそういった人物がいました。その友人は【現状の仕事・生活に満足しておらず】【いつか転職したいとは考えている】という事を語っていました。
ですので早速連絡しました
「○○って動画編集得意だし、転職を視野に入れてるって言ってたよな?」
「友達の結婚式の動画さんざん作ったからな。そうだなー転職もしたいなー今の仕事全く面白くないから。死んだ魚の目で作業してるわ」
「だよな。知り合いが動画編集出来る人材を探してて、報酬が一本に付き10000円位になりそうなんだけど、やってみない?簡単な編集だから、○○なら一時間位で終わると思う。○○の持つ付加価値が実際に金にかわる感覚が身に付けば、動画編集で食べていける可能性も出てくるからいい経験になると思うよ」
「うーん…ちょっと考えさせてくれ」
ー翌朝ー
「すごくありがたい話だけど、今は引っ越したばかりだしもうすぐ子どもも産まれるから、やめときます!お話頂いたのにごめん!」
「おっけー。また良い感じの仕事があったら連絡するわー」
という事がありました
この時の友人は【引っ越したばかり=家の中が慌ただしい】【もうすぐ子どもも産まれる=子どもが産まれる準備をしなければならない】という事が真っ先に頭をよぎったのだと思います
なぜ“ダメな理由”“やらない理由”から考えてしまうのか
凄く簡単に言うと【人間も動物】という事なんです
どういう事かと言うと、人間の脳は“生きる”という事を第一に考えて動いています
脳からすると、人間が社会性をもって生活している現状というのは、命が脅かされる事のない、安定した生活という事になるんです
上記の動画編集の友人の話に当てはめると
友人は現状の会社・労働環境への不満はあるものの、命の危険に晒される事なく、安定して生活出来ています
脳はその現状を
「よしよし。安定して生きていけるな。この安定をわざわざ壊す必要…無し!!」
と判断するのです。ですので何か新しい事を始めようとすると
「この新しい事をしなくても生きていけるからなぁ…まぁ死ぬ事は無さそうだし、始めても良し!」
「ん?動画編集?そんな事して仕事に影響が出てクビになったら生きていけない!よし!現状維持!そんなものはやる必要が無い!だって引っ越したばかりだから!子ども産まれるから!!」
という風に“命の危険が無い限り現状維持”を優先するように、生物として出来てしまっているのです
なので“とりあえずやってみる”という意識が大事
生物としての本質は“命の危険が無い限り現状維持”ですが、それだけでは満足出来ないですよね。人間は
- 遊びに行きたい
- 美味しい物を食べたい
- 欲しい物を買いたい
- 自由な時間が欲しい
このように、命の維持以外の部分の欲求が必ず誰しもあるはずです
その欲求を満たす為に絶対に必要な行為=お金を稼ぐ為の行動を、脳は時折邪魔します。僕の友人がそうであったように、です
空気吸ってはいて食べて寝る、これだけで満足出来る人ならいいかもしれません
でも、それだけで満足出来ないのが人間です
ですので、目の前に【お金を得るチャンス】が現れた時には、その情報が正しいかをきちんと見極めた上で
【ダメな理由は考えない。とりあえずやってみる。おれはやるぞ!】
という意識で普段の生活を過ごす事が非常に大切になります
お金を得るチャンスやきっかけは、案外生活の節々に転がっている物ですよ
脳をだまして、チャンスを掴んでいきましょう
すばる